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たんちょう通信

たんちょう通信136号

こんにちは、丹頂ガスの丹羽です。いつも「たんちょう通信」をお読みくださり誠にありがとうございます。私には3歳上の姉がいます。30年前に結婚をしました。義理の兄は当時、大学院で工学の研究をされており、卒業と同時に結婚式を挙げて、そして、そのまま岐阜県土岐市にある「核融合科学研究所」で研究を続けています。30年前、義理の兄は「核融合は未来の夢のエネルギーです。安全で完全なクリーンエネルギーだけど、実用化するには、まだ半世紀はかかるだろう。」と話していたことを覚えています。偶然にも今年8月に「青年塾」リーダーセミナーでこの「核融合科学研究所」を訪問する機会を頂きました。「核」の名が付くと「原発」をイメージしますが、原理は真逆です。簡単に説明すると、「原子力発電」はウランなど重い「原子核が分裂して」エネルギーを出します。片や「核融合」は水素など軽い「原子核を融合して」エネルギーを出します。そこには、高レベル放射性廃棄物は出ません。燃料の重水素は海水から取り出せて、資源がほぼ無尽蔵にあります。そして、CO2は排出しません。何よりも「原子力発電」(核分裂)のような暴走や、制御不能になるリスクが極めて低いようです。「核融合」の研究が始められたのは1950年代にまで遡ります。実用化するのに100年も要する一つの要因は、この核融合エネルギーが「太陽の熱」と同じ仕組みだからです。すなわち、「地上に太陽をつくる」ということです。「核融合炉」では、1億度以上の「超高温のプラズマ」を作ります。それに耐えられる素材と高い密度を保つ溶接技術が必要です。現在、日本の研究と技術は世界的にも進んでいます。しかし、実用化するには20年はかかるようです。その様な中で、近年アメリカのビッグテック(マイクロソフトなど)が数十兆円の規模で民間投資をしており実用・産業化を急ピッチで進めています。この恩恵で技術革新は進み、実用化が早まるかもしれませんが、民間投資だけに「開発された技術」の特許が取得されて私物化される可能性もあります。これまでの研究の成果は世界中の学者が「学会」で発表して、お互いが共有し共に研究開発を進めてこられました。しかし、今後民間の一企業が独占して技術革新を掌握する可能性もあると義理の兄が懸念しておりました。ちょうど今、日曜劇場のドラマ「VIVANT」で「核融合」の話が取り上げられており、ドラマの中でも、中国の裏組織「シンシー」が「核融合」の技術を独り占めにしようと企んでいます。義理の兄も「テレビドラマのお陰で、核融合の認知が広がって良かったけど、しかしその反面、この様なことがあると核融合の進展に支障をきたす。」と話していました。私は2050年のカーボンニュートラルは、この未来の夢のエネルギーが実用化されることで実現すると思います。その時は、化石燃料を使うことも無くなり、弊社がお客様へ「プロパンガス」を販売しなくなることでしょう。しかし、創業者が74年前に大八車で醤油と炭、練炭を近隣住民へ届けていた頃から今も変わらず「お客様の生活」に必要な物をお届けするのが弊社の仕事です。売るものは「手段」であり、大切なことはお客様への「お役立ち」です。時代が変われば、取り扱うものも変わることでしょう。弊社は常日頃からお客様の「お困りごと解決」を一番大切にしております。「住まいのお困りごと」はどうぞ丹頂ガスにご相談ください。これからも引き続きよろしくお願いいたします。